まだまだ続きます。
と、こんな調子でまだまだお話は続いて行きます。
登場人物も増えますし、新たなるストーリー展開も・・・
あと、沈んだ村のお祭りですが、諏訪大社の御柱祭りを連想しにくいものにしようと考えております。
御柱祭りの起源はこうだった・・・などとは畏れ多くてとても書けませんから。
ただ、縄文時代の始まりと共に定住も始まり、するとごく自然に聖なる土地も生まれたのかも知れません。
後にそこに、ヤシロが建ったりもしたのだろうと思います。
縄文遺跡と神社の敷地が重なっている・・・そんなところはたくさんあります。
仮にそれが、ちっちゃくてみすぼらしく見える神社であったとしても、その神社は遺跡ではありません。
数千年の時を渡り、脈々と今に続く、現役の信仰の対象なのです。
エジプトのアブ・シンベル神殿やギリシャのパルテノン神殿は、遺跡です。
それらを信仰していた人々は、悲しくも地上から消え去ってしまいました。
それを思う時、鎌倉時代の僧・西行が、伊勢神宮で詠んだとされる歌が思い出されます。
なにごとの おはしますかは知らねども かたじけなさに 涙こぼるる