縄文GoGo

5000年前の中部高地の物語

第171話~第180話

第180話 33日目③

続き。 ソマユ 「ほんとだ! アコが言った通り。 今日やってもらったら、昨日よりも良くなってる! ほとんど治ったみたい! ありがとう!」 テイトンポ 「姿勢も良くなったから、悪化することは無いぞ。」 ハニサ 「イナって凄いんだね。」 イナ 「ハニサの…

第179話 33日目②

続き。 タカジョウ 「分かった。ちょっとおれがやってみる。 押すぞ。 ほら、簡単に開くだろう?」 戸が開くと、入口の洞窟には、帰ったはずの全員がそろっていた。 それに加え、一本皿が二つ用意されていて、料理も上に載っている。 当然、カタグラは、何が…

第178話 33日目①

翌朝。入口の洞窟。 タカジョウ 「全員、そろっているな?」 マグラ 「アユ村から来た者は、全員いる。」 ハギ 「ウルシ村から来た者も、全員いるよ。」 タカジョウ 「朝早くから起こしてしまったが、どうやら緊急事態の様だ。 シロクンヌ、頼む。」 シロク…

第177話 32日目⑭

それぞれの夜。 スサラ 「今日は楽しかったわ。あなたがずっと一緒にいてくれたもの。」 ムマヂカリ 「おれも楽しかったよ。タヂカリも楽しんでいたな。 薬湯、どうだった?」 スサラ 「もう! すぐそばに人がいたのに、あなた、仕掛けてくるんだもの。 声を…

第176話 32日目⑬

入口の洞窟。続き。 ヌリホツマ 「まずは、ロウソクじゃ。無くなれば、またゆうて来い。 次に、薬。風邪でノドが痛くなったらこれ。熱が高くなればこれ。 腹痛はこれ。そしてこれが塗り薬。」 ナクモ 「ありがとう。こんなにもらっていいの? ロウソクも、こ…

第175話 32日目⑫

夜の見晴らし岩。 シロクンヌ 「寒くないか?」 ハニサ 「うん。毛皮敷いてくれたし、シロクンヌにくっついてるから。 あー、星がいっぱいだー! 天の川がきれい。寝転がるって、気持ちいいね!」 シロクンヌ 「ハハハ、おれはいつも、ムロヤでは寝転がって…

第174話 32日目⑪

夜宴。続き。 オジヌはコヨウと見晴らし岩にいる。 オジヌ 「あそこ、アユ村だろう? ぼんやりと明るい所。」 コヨウ 「きっとそうだよ。見晴らし広場の焚き火の明りだね。」 オジヌ 「と言う事は、ここで火を焚けば、アユ村から見えるんだ。 ここからウルシ…

第173話  32日目⑩

夜宴。続き。 クズハ 「カモ鍋が、出来上がったわよ。」 ハギ 「カモ鍋が出来たぞー。 ここに置くからー、欲しい者は、取りに来てくれー。 いっぱい有るからなー。」 エニ 「サワガニとカワエビは、いつ獲ったの?」 ハギ 「三日前だったかな。臭く無いだろ…

第172話 32日目⑨

入口の洞窟 太線から下が湧き水平 左上に登って行けば見晴らし岩 右下に下れば川 黒丸が湧き水 石ツラ道 太線から下が入口の洞窟 左上が奥の洞窟 夜宴。 入口の洞窟は、クビレから奥で火が焚かれ、 湧き水平では、洞窟の入口付近や湧き水のそばなど、計4ヶ…

第171話 32日目⑧

見晴らし岩。 テイトンポ 「おれはここでシップウを見たかったんだ。浮いておるな。」 シオラム 「シップウだけを見つめていると、船酔いの様になるぞ。」 テイトンポ 「確かにな(笑)。翼を広げれば三回し半(245cm)だと言うが、もっとデカく見える。 そ…